ファンデーション部 世田 充(よだ みつる) | LIVTEC

「基礎は自然との戦い」

段取り次第で良し悪しが変わる“仕上がり”にこだわりをもっています

名前 世田 充(よだ みつる)

ニックネーム 

部署 ファンデーション部

出身 浜松市

業界歴 

資格・特技

趣味・休日の過ごし方・ホッとする時間

趣味はグラス集め。ホッとする時間は仕事終わりの晩酌。風呂に入って落ち着いて、愛犬と一緒にいる時間が幸せな時間です。

仕事内容 ファンデーションと言うと一般的にはお化粧やコスメに使う言葉ですが、建築用語では基礎や土台という意味があります。私の仕事は、家の基礎工事をすること。

基礎は家が完成すると見えなくなってしまいますが、丈夫で安定した家を建てるためには一番大切な所です。実はその手法も様々あり、より良い基礎工事を追い求めるのも私のしごとの一つです。

元々は、飲食店で働いていたんです

学生時代になんとなくはじめた飲食店でのアルバイト。そこで接客や仕事、ビジネスなどいろんな経験をさせてもらいました。就職はそのままその飲食店へ。でも、あまりにも流れに身を任せすぎていたので「ずっとこのままってわけにはいかないなぁ」と思っていた21歳の頃、友人からエクステリア(外構や庭、基礎工事)の会社に入らないか? と誘いを受け、転職することにしたんです。

そこでは専門的なことを学びました。外構工事はもちろん、基礎工事も。やっていくうちに自分の中にも得意な専門性が出てきて「そろそろ独立も・・・」 なんて考えていた頃、岡本社長に声をかけてもらいました。ちょっと話をしたい、と呼ばれて行くと、基礎工事の専門部署で働いて欲しいということで、新たな環境にチャンレジしたいという想いも強かったので、リブテックに飛び込んでみることにしたんです。

見る人は見てくれている、そう感じた時は嬉しかったですね

実は、基礎工事の仕事ってやりがいを感じづらい仕事なんです。だってほら、家ができるとその部分は隠れちゃうし、デザインというものがないから、基礎なんて誰がやっても同じと思われがち。仕事は好きですけど、その部分だけは「やってられねぇ!俺がしっかりした基礎を打ったからいい家になってるんだ!」って思うこともあります。子どもですね(笑)

でも、ホント、プロの世界の中にはあれは良い基礎だ、悪い基礎だ! っていうのはあるんです。微妙な高さの違いだったり幅の均等さだったり。もちろん基準は満たしているんだろうけど、その先どこまでこだわれるか・・・って言うのが、基礎屋の腕の見せ所なんですよ。

前の会社では、その研究として他社の物件を見て「スゴイなぁ」これどうやってるんだろう? と夜な夜なみんなで研究したりしたこともありました。だから、嬉しいのは同じ同業に「あいつはきっちりとやっている」と評価されること。岡本社長もきっとその部分をわかってくれていると感じたので頑張ろう! という気になっています。

大切にしているポリシーは何ですか?

「見えない時こそ、誰かが見ている」

これは、私に基礎工事の基礎を教えてくれた先輩の言葉です。お施主様のこと、ご家族のこと、そしてライバルである同業、お世話になった先輩。みんな見ているんだという心構えで工事をすれば、きっと良い工事ができる、これは私のポリシーです。

あともう一つ、常に研究していくこと。日々勉強しないと自分のスキルもアップしません。

前の会社の時、他社の現場を見て「これはスゴイ・・完敗だ」と痛感した現場があったんです。やっぱりその会社は評判が良く、指名が入る工務店でした。そこに負けたくないという思いで、研究をはじめ、今は先程の他社の現場もそうですが、やっぱり年配の職人さんは自分の腕、やり方というのを知っているので、気になったら直接聞く、そうやってスキルアップを常に意識しています。

■社内でコレをやらせたら右に出るものはいないということは何ですか?

なんですかね。天気のヨミと、そこに対する段取りの臨機応変さでしょうか。実はね、基礎工事は自然との戦いなんです。特にコンクリートを流す仕事は雨が降ったら厳しい。途中の夕立も許しません。毎週天気予報などを見ながら、天気を想定した材料や職人を手配、万が一の時の対応など、段取りで仕上がりや納期が変わるのでそこはこだわっています。

リブテックをお客様に愛される会社にしたい。

仕事はお互いに感謝し、感謝されるようなコミュニケーションがとれて本当の仕事と言えると思っています。

お引渡し後の点検などでお客様宅に伺った時「ちょっと上がっていきなよ」なんて言われることが私にとっては最高の褒め言葉。ただ工事をやって終わりではない、そんな永く良い関係がつづくような仕事を続けていきたいと思っています。

■【リブテックメンバーをご紹介】世田さんてどんな人?

とっても義理堅い方。日頃は楽しく冗談も言いながら接してくれるんですが、仕事に対しての熱心さやコミュニケーションのマメさは、年齢は下ですがとても尊敬しています。

セルロース部 川合