専務として、息子であり社長の岡本を信頼しています 「信頼」を大切にするリブテックはいい会社です
名前 岡本 紘治(おかもと こうじ)
部署 専務
ホッとする時間 モデルハウス兼自宅にいる時間ですね。
一日仕事を終え、家に帰る。ゆったりとした浴槽にドバーっとつかる。疲れが、じわじわじわじわ身体の外に出ていく。居間、 寝室、洗面台、 どこにいても本当に気持ちがいい。そんな家に住まわせていただいていることがとても幸せで、感謝する毎日です。
■きっかけは、父親のススメ
この道60年になります。初めは国鉄の運転手になりたかったんです。でも、当時は決して裕福ではなく、工業高校の夜学に4年間、通いながらアルバイトをする毎日でした。
そのアルバイトが実は大工のしごと。仕事に慣れてくると「大工もいいなぁ」と思うようになりました。
しかし、父親に反対されました。いえっ、正確に言うと建築業界に入ることは反対されませんでしたが「大工よりも」と“現場監督”の仕事をすすめられたのです。
知り合いの建築会社の監督を紹介してもらい、まずはということで始めてみたらその仕事も面白くて。
大工をかじっていた経験も活かすことができ、そろばんと図面で毎日夜中までやっているうち、とんとん拍子で監督、積算など全てを覚えることができました。
仲間とも、外に出て体を動かしたり、人と話をしたりするのも好きな性格も手伝って、よく喧嘩もしましたが、そのおかげで仲良くなることができ、充実した日々を過ごしていました。
そして、独立。順調にいくかと思っていたのですが・・・
■少しでも役に立つ78歳に独立してからは、むしろ苦しいことの方が多かったように思います。追い詰められた・・というか、崖から落ちてしまったような本当に苦しい時期もありました。でも、なんとかして乗り越えようと、真面目に仕事をやってきました。すると、認めてくださる方もいて。その時私は「仕事は逃げない」事が大事ということを学びました。幸い、この仕事は性に合っていたため、向き合ってこれました。今は、みなさまのおかげで、今、78歳(2021年現在)おまけの人生を楽しませてもらっています(笑)
■岡本社長の独立「手伝えるなら今しかない」息子のことは信頼しています。工業高校を卒業して、息子自身が自分で決めた時は、内心とてもうれしかったですね。二人でいる時は、「親父」「お前」、社員がいる時は「社長」と呼びます。でしゃばる必要もないですし、立場的には専務と相談という感じですね。これまでのノウハウやオーナーさんとどうやって心を通じ会わせて喜んでいただくか、さすが「リブテック」の社員だな、現場監督だなと言われるように、お客様との信頼を築いていってほしいです。
■騙すより、騙される人間に
ハウスメーカーのモノづくりの仕事はすごい、及ばない部分もあります。でも肝心な要の部分は、地元の工務店にしかない良さが現れる。それが、地場産業である家づくりだと思います。良い家、新しい設計も大事ですが、本当に大切なのは信頼、適正利益、騙すより、騙される人間の方がいい、これが私の持論です。